11日に発生した『東北地方太平洋沖地震』では、多くの方々が被害にあわれ被災されたこと、また想像もつかないほど多くの方々の命が犠牲にあわれたことにつきまして、心よりお悔やみし、またお見舞い申し上げます。
12日に配布を予定していたMOLEですが、東北地方の配布協力店舗様も多く被災されたこともあり、しばらくの間、都内各所も含め配布は自粛することとさせて頂きます。
多くの友人や知人、またそのご家族の方々が被災し、また個人事ではありますが私の地元・北海道でも被害がありました。我々MOLEを制作しているUGMメンバーもかつて北海道東方沖地震や阪神淡路大震災を経験しています。大地や自然に対しいかに人間が無力であるか、ことあるごとに思い知らされます。
今回の震災で私の所にも様々な心配、安否確認のメールとともに、ソースが不明なチェーンメールが多数届いています。
本当に大切なことは、刻一刻と変わる状況や被害をしっかりと確認し、自分がするべきこと出来ることを行動に移すことだと思います。
支援物資を個人で送ったり、誰かに便乗して使用使途を確認せず義援金を送るのではなく、自分がどういう風に支援したいのかをしっかりと考えてもらいたいと思います。
赤ちゃんを抱えたお母さんの為に…と思うのならオムツメーカーや粉ミルクメーカーに問い合わせするのも良いでしょうし、防寒対策に役立ててほしいと思うのならカイロメーカーになど、自分の思いがちゃんと届くように、また届けてもらえるように行動していくべきだと思っています。
13日の9時の時点で69の国と地域、また5つの国際機関から支援の申し入れがあったそうです。
先日被災し未だ救助活動が続いているニュージーランドや、自国が大変なアフガニスタン、100年前の恩義をいつまでも感じてくれているトルコ、力強く支援を表明し空母艦隊の派遣を決定したアメリカ。それ以外にもたくさんの国や個人の方々が日本に深い同情と応援をしてくれています。
無事であった日本人が被災された方々の為に出来ることを、小さな規模でも行動に移すべきだと思います。東北のお米を買うということからでも良いと思います。
支援にあたる米軍の救援活動作戦名は『Operation Tomodachi』だと聞きました。
被害にあわれた皆様の一日も早い復興と安寧の日々を祈り、微力ではありますが私も支援を続けていきたいと思います。
MOLE Magazine 田村巴